BASSDRUM

ベースドラムは、テクニカルディレクターを中心に集めた職能コミュニティ、そしてその中核にある会社組織です。さまざまなものづくりに関するプロジェクトにおいて、コアメンバーとして参画し、技術的な側面から寄与していく「テクニカルディレクター・コレクティブ」です。

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ベースドラムは、テクニカルディレクターを中心に集めた職能コミュニティ、そしてその中核にある会社組織です。さまざまなものづくりに関するプロジェクトにおいて、コアメンバーとして参画し、技術的な側面から寄与していく「テクニカルディレクター・コレクティブ」です。

マガジン

  • Techscape

    29本

    技術やテクノロジーを切り口に、勉強会やリサーチを通じて多彩なトピックを深掘り。話題のスポットのレポートも。

  • Event Coverage

    16本

    BASSDRUMが主催/共催したイベントやメンバーが登壇したトークセッションなどのアーカイブ。

  • Mind Maps

    8本

    BASSDRUMメンバーへのインタビューや本人による記事、BASSDRUMメンバーから業界のプロフェッショナルに向けたインタビューを通じて、彼らの得意分野やビジョン、人柄を紹介。時には対談形式で、その思考の一端をお届けします。

  • BASSDRUM magazine

    180本

    テクニカルディレクター集団「BASSDRUM(ベースドラム )」に関するさまざまな情報を発信しています。

  • Project Insights

    4本

    BASSDRUMのテクニカルディレクターたちがプロジェクト内で何を担当し、どのように取り組んだかを詳細に紹介するマガジンです。その専門性と貢献を通じて、プロジェクト成功の舞台裏をお届けします。

Techscape

技術やテクノロジーを切り口に、勉強会やリサーチを通じて多彩なトピックを深掘り。話題のスポットのレポートも。

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  • 29本

【Captury】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第十回 後編

前編ではCapturyを総合的な観点からレビューしました。 後編ではより詳細に見ていきます。 それではどうぞ! ※本記事の情報は全て2024年9月現在のものです。 精度 ★★★★☆ 検証環境: ・PC   ・GPU:GeForce RTX4090   ・CPU:Corei9   ・メモリ:32GB ・PoEカメラ(ACT-CAP-FLIR16) 今回検証した動きは以下となります。 バンザイ 腕組み ボックスステップ ジャンプ 床座り(あぐら) 床座り(

【Captury】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第十回 前編

テクニカルディレクターの小松です。 久しぶりのこちらのシリーズ。 AIによる姿勢推定モーションキャプチャーが増えてきている昨今、頭ひとつ抜けたプロダクトを見つけてしまいまして、思わず取材を申し込ませて頂きました。 その名も「Captury」。 今回はCapturyの販売を行っているAcuityさんにお邪魔して体験させて頂きました! 毎度お馴染み前後編に分けてレビューしていきます。 それではどうぞ! ※本記事の情報は全て2024年11月時点のものです。 製品概要マーカ

2人のAIによる人間不在のラジオ配信実験

KBS京都で放送中のラジオ番組『祇園pickup あっぷ!』では、ベースドラムによるさまざまなテクノロジーの実験コンテンツをお届けしています。前回は、AIと共に作るラジオドラマの制作プロセスをご紹介しました。 今回は、ラジオ番組での実験的な取り組みから派生したプロジェクトとして行った「人間が介在せず、AIだけで行うラジオ配信の実験」についてお届けします! まずは、実際にAIだけで行った配信の内容をお聞きください。 今回は、ライブストリーミング配信プラットフォーム「Twi

AIと人間が共につくるラジオドラマの制作実験

KBS京都で放送中のラジオ番組『祇園pickup あっぷ!』では、ベースドラムの実験コンテンツ「AIラジオドラマ」をお届けしています。 私たちは2024年4月からこの番組のスポンサーを務めており、自分たちの得意領域である新しいテクノロジーを活用したコンテンツを通じて、リスナーの皆さんにテクノロジーの新しい楽しみ方を提案してきました。 今回はその一環として取り組んだ「AIと人間が共につくるラジオドラマ」についてご紹介します。 AIは魔法のランプのような存在? 近年、AIは何

Event Coverage

BASSDRUMが主催/共催したイベントやメンバーが登壇したトークセッションなどのアーカイブ。

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クロステック時代の新しい顧客体験のつくり方 |BASSDRUM×BICP共同セミナー

近年、テクノロジーの急速な進化により、ビジネスの在り方が大きく変化しています。 BASSDRUMとベストインクラスプロデューサーズ(BICP)が共催したセミナー「未来をデザインするためのテクノロジートレンドリサーチ」では、既存のビジネスとテクノロジーを掛け合わせた「クロステック」をテーマに、最新のテクノロジートレンドや新たな顧客体験のつくり方について取り上げました。 本記事では、イベントの内容をレポートします。 顧客心理を探る「インサイト」の重要性BICP社は「マーケティン

SEEDS展オープニングトーク「技術の種はどう生まれ、どう芽吹くのか」| EVENT REPORT②

2024年7月24日から26日の3日間、乃木坂にあるNew Stand Tokyo Galleryで開催した「SEEDS — 未公開プロトタイプ展」の一環として、オープニングトークイベントを実施しました。 トークイベントでは、展示会のテーマである技術の種=「プロトタイプ」がどのように生まれ、成長し、具体的な事業やプロジェクトへと発展していくのか、その過程を詳しく掘り下げました。本記事ではそのレポートをお届けします。 SEEDS展 開催の背景について 今回の展示会は、ベース

テクニカルディレクターによる未公開プロトタイプ展 「SEEDS」|EVENT REPORT①

2024年7月24日から26日までの3日間、乃木坂にあるNew Stand Tokyo Galleryにて、ベースドラムのテクニカルディレクターによる展示会を開催しました。 「SEEDS — 未公開プロトタイプ展」では、私たちが日々研究開発している「まだ用途が決まっていない実験的な試作品」、いわゆるプロトタイプを展示しました。 ベースドラムとして初めての試みだったこともあり、少し緊張しながら当日を迎えましたが、連日予想を上回る多くの方々にご来場いただくことができました。

2023年度インターンシップ生による三人展「Lag Ahead」

4月20日と21日の二日間、BASSDRUMの京都事務所(通称:出町ガジェット)にて、2023年度のインターンシップ生による三人展が開催されました。タイトルは、「Lag Ahead」。初日は時折日差しが差し込む春曇り、翌日はあいにくの雨模様で少し冷え込む一日となりましたが、多くの人々が会場を訪れました。 インターンシップ生 展示会タイトル「Lag Ahead」とは 「lagとは本来『後ろにズレる』ことを意味します。近年の目まぐるしい技術革新のなかで、人間には気づくことの

Mind Maps

BASSDRUMメンバーへのインタビューや本人による記事、BASSDRUMメンバーから業界のプロフェッショナルに向けたインタビューを通じて、彼らの得意分野やビジョン、人柄を紹介。時には対談形式で、その思考の一端をお届けします。

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BASSDRUM 長洞龍生 x puzzle 高井佑輔 対談 〜外部テクニカルディレクターとしてのものづくり〜

ベースドラムにはテクニカルディレクションが必要とされるあらゆる場面において、強みを発揮できる約30名の技術のスペシャリストが所属しています。得意領域はもちろん、その関わり方も様々ですが、今回は技術周りの相談役を担う「外部テクニカルディレクター」として広告制作会社のパズル社に“半常駐”する長洞龍生の例をご紹介します。 「外部テクニカルディレクター」と言えば、技術に関する疑問や特定の案件が発生した際に、打ち合わせやSlackチャンネルを通してコミュニケーションを図るスタイルが一

誰かの「つくりたい」を実現する

ベースドラム内では「育児に熱心なテクニカルディレクター」という印象が強い、泉田隆介。しかし、実は育児に限らず、アニメやゲーム、海外ドラマに至るまで、常に様々なことにアンテナを張り、たくさんの情報を吸収し続けている彼は、「それら全てが大事な財産」と語ります。その財産は仕事においてどのように活かされているのでしょうか。育児と仕事の合間に話を聞いてみました。 制作会社勤務から子育てをきっかけに独立― 自己紹介をお願いできますか? マニュファクチュアという屋号で活動している泉田で

テクノロジーで笑顔をつくる

“長い洞から龍が生まれる”というまるで中国の神話のような名前を持つ、ベースドラム の第7世代・長洞龍生(ながほら・りゅうき)。その名前の印象とは少し違い、お笑いと定義山の三角油揚げが大好きな仙台出身の彼に、岡山のココノヱ社に入社したきっかけ、得意とする体験型プロジェクトの面白さ、最近の興味などについて聞いてみました。 1枚の名刺からエンジニアにー どういったきっかけでテック業界に入ることになったのですか? 出身は仙台で、宮城大学在学中にデザイン情報学科でグラフィックやプロ

インタビュー「3DCG制作のツール」【8K文化財プロジェクトの制作現場:スピンオフvol.03】

— 株式会社アフタイメージを起業してからの仕事は? 成田さん 最初の頃はね、会社を作ったはいいものの、あまり自分たちのスキルを活かせるような仕事がなかなか無かったです。そんなとき、登場したばかりだったフォトグラメトリー(写真計測)という技術を趣味でやってみて、「これマッピングに使えるね」と。それでいくつかの案件を手掛けました。 NHKホールのリアリティーキャプチャーとか。今は新しくなったのですが、当時は歴史が古いホールで、3DのCADデータなんかは存在しなかったんです。

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【Captury】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第十回 後編

前編ではCapturyを総合的な観点からレビューしました。 後編ではより詳細に見ていきます。 それではどうぞ! ※本記事の情報は全て2024年9月現在のものです。 精度 ★★★★☆ 検証環境: ・PC   ・GPU:GeForce RTX4090   ・CPU:Corei9   ・メモリ:32GB ・PoEカメラ(ACT-CAP-FLIR16) 今回検証した動きは以下となります。 バンザイ 腕組み ボックスステップ ジャンプ 床座り(あぐら) 床座り(

【Captury】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第十回 前編

テクニカルディレクターの小松です。 久しぶりのこちらのシリーズ。 AIによる姿勢推定モーションキャプチャーが増えてきている昨今、頭ひとつ抜けたプロダクトを見つけてしまいまして、思わず取材を申し込ませて頂きました。 その名も「Captury」。 今回はCapturyの販売を行っているAcuityさんにお邪魔して体験させて頂きました! 毎度お馴染み前後編に分けてレビューしていきます。 それではどうぞ! ※本記事の情報は全て2024年11月時点のものです。 製品概要マーカ

ラジオ番組のスポンサーをやってみた

私が発起しつつ、運営に関わっているBASSDRUM は、今年の4月から京都のKBS(京都放送)の、とある番組のスポンサーとなっている。「この番組は◯◯の提供でお送り致します」の◯◯だ。この◯◯をやらせて頂いている。 私たちの提供でお送りさせて頂いているのは、「祇園pickupあっぷ」という番組で、日曜の18:00-18:15という、ちびまる子ちゃんの真裏で放送されているトーク番組だ。 この番組では、祇園にあるpickupというミュージックバーの店主である佐々木慶子さんがD

2人のAIによる人間不在のラジオ配信実験

KBS京都で放送中のラジオ番組『祇園pickup あっぷ!』では、ベースドラムによるさまざまなテクノロジーの実験コンテンツをお届けしています。前回は、AIと共に作るラジオドラマの制作プロセスをご紹介しました。 今回は、ラジオ番組での実験的な取り組みから派生したプロジェクトとして行った「人間が介在せず、AIだけで行うラジオ配信の実験」についてお届けします! まずは、実際にAIだけで行った配信の内容をお聞きください。 今回は、ライブストリーミング配信プラットフォーム「Twi

Project Insights

BASSDRUMのテクニカルディレクターたちがプロジェクト内で何を担当し、どのように取り組んだかを詳細に紹介するマガジンです。その専門性と貢献を通じて、プロジェクト成功の舞台裏をお届けします。

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「占い」を技術で支える|起業初期から続く技術支援【ソラリタ】

BASSDRUMが行ったこと「ソラリタ」は、日めくりソーシャル占いサービス。星の動きや月の満ち欠けなど、日々変化する運気を、西洋占星術と東洋占術の視点から読み解きます。  BASSDRUMは、テクニカルディレクターとして、サービスのフェーズに合わせて領域横断的に技術を提供。  それらを最適なタイミングで行うことで、ビジネスの成長に寄与しました。 ①アイデアを形にするための技術検証と実装 既存の占いサービスから一線を画すコンテンツを展開するため、まずはプロトタイプ実装を

組織のテクニカルな素地を育てる|マルチに対応するテクニカルディレクター常駐 【株式会社パズル】

BASSDRUMが行ったこと長期的にパズル社内にテクニカルディレクターを常駐させることで、社内に技術的な素地を育み続けています。その結果、内制力が上がり、提案力が強化されました。 ①テクニカルディレクターの常駐による技術視点からのサポート プロジェクトごとに外部エンジニアへフィジビリティチェックを依頼するという非効率的な状況を解決できました。 ②定期的な勉強会の実施、最新技術のインプット 常に最新技術について見聞きできる環境を用意することで、社内のデジタルリテラシーを

包括的な視点から施設の体験を実現|企画段階から並走するテクニカルディレクション 【OPEN HUB for Smart World】

BASSDRUMが行ったこと「OPEN HUB Park」開設の際に設置されたデジタルコンテンツは以下の4種です。 OPEN HUB Monoliths OPEN HUB Visualizer OPEN HUB Window OPEN HUB Robot Visitors これら4種のデジタルコンテンツに加え、顧客管理システムとコンテンツとの連携部分の設計をしました。 来館者の動きを考慮した情報設計にはじまり、ディスプレイやセンサー、システムの繋ぎ込みまで、あら

試しながら議論する|ワンチームで深める事業アイディア創出支援 【GEMINI Laboratory by TOPPAN INC.】

BASSDRUMが行ったことBASSDRUMが行ったのは、TOPPANと共同チームになることと、そのうえで、議論を重ねながらアイディア創出をし、コンセプトモデルを製作することです。 アイディアを形にする工程にはいくつもの条件が存在します。例えば、そのアイデアが技術的に実現可能であることや、顧客にとって体験価値があることなどです。良いアイディアはあらゆる制約のなかで育まれるとも言えます。そして、これらは卓上の議論だけではあぶりだせず「実際に試してみる」ことでしか進展しない