BASSDRUM

ベースドラムは、テクニカルディレクターを中心に集めた職能コミュニティ、そしてその中核にある会社組織です。さまざまなものづくりに関するプロジェクトにおいて、コアメンバーとして参画し、技術的な側面から寄与していく「テクニカルディレクター・コレクティブ」です。

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ベースドラムは、テクニカルディレクターを中心に集めた職能コミュニティ、そしてその中核にある会社組織です。さまざまなものづくりに関するプロジェクトにおいて、コアメンバーとして参画し、技術的な側面から寄与していく「テクニカルディレクター・コレクティブ」です。

マガジン

  • note.bassdrum

    • 179本

    テクニカルディレクター集団「BASSDRUM(ベースドラム )」に関するさまざまな情報を発信しています。

  • Project Insights

    BASSDRUMのテクニカルディレクターたちがプロジェクト内で何を担当し、どのように取り組んだかを詳細に紹介するマガジンです。その専門性と貢献を通じて、プロジェクト成功の舞台裏をお届けします。

  • THE TECHNOLOGY NOTE

    • 49本

    THE TECHNOLOGY REPORTは、テクノロジーの風向きへの感覚を言語化・体系化していくことで、手段先行に陥ったり、進むべき方向を見失わないようにするためのコンパスを作ろう!という思いを共有するBASSDRUMとDentsu Lab Tokyoのメンバーによりはじまったプロジェクトです。

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テクニカルディレクター集団「BASSDRUM(ベースドラム )」に関するさまざまな情報を発信しています。

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  • 179本

【Captury】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第十回 前編

テクニカルディレクターの小松です。 久しぶりのこちらのシリーズ。 AIによる姿勢推定モーションキャプチャーが増えてきている昨今、頭ひとつ抜けたプロダクトを見つけてしまいまして、思わず取材を申し込ませて頂きました。 その名も「Captury」。 今回はCapturyの販売を行っているAcuityさんにお邪魔して体験させて頂きました! 毎度お馴染み前後編に分けてレビューしていきます。 それではどうぞ! ※本記事の情報は全て2024年11月時点のものです。 製品概要マーカ

ラジオ番組のスポンサーをやってみた

私が発起しつつ、運営に関わっているBASSDRUM は、今年の4月から京都のKBS(京都放送)の、とある番組のスポンサーとなっている。「この番組は◯◯の提供でお送り致します」の◯◯だ。この◯◯をやらせて頂いている。 私たちの提供でお送りさせて頂いているのは、「祇園pickupあっぷ」という番組で、日曜の18:00-18:15という、ちびまる子ちゃんの真裏で放送されているトーク番組だ。 この番組では、祇園にあるpickupというミュージックバーの店主である佐々木慶子さんがD

2人のAIによる人間不在のラジオ配信実験

KBS京都で放送中のラジオ番組『祇園pickup あっぷ!』では、ベースドラムによるさまざまなテクノロジーの実験コンテンツをお届けしています。前回は、AIと共に作るラジオドラマの制作プロセスをご紹介しました。 今回は、ラジオ番組での実験的な取り組みから派生したプロジェクトとして行った「人間が介在せず、AIだけで行うラジオ配信の実験」についてお届けします! まずは、実際にAIだけで行った配信の内容をお聞きください。 今回は、ライブストリーミング配信プラットフォーム「Twi

AIと人間が共につくるラジオドラマの制作実験

KBS京都で放送中のラジオ番組『祇園pickup あっぷ!』では、ベースドラムの実験コンテンツ「AIラジオドラマ」をお届けしています。 私たちは2024年4月からこの番組のスポンサーを務めており、自分たちの得意領域である新しいテクノロジーを活用したコンテンツを通じて、リスナーの皆さんにテクノロジーの新しい楽しみ方を提案してきました。 今回はその一環として取り組んだ「AIと人間が共につくるラジオドラマ」についてご紹介します。 AIは魔法のランプのような存在? 近年、AIは何

Project Insights

BASSDRUMのテクニカルディレクターたちがプロジェクト内で何を担当し、どのように取り組んだかを詳細に紹介するマガジンです。その専門性と貢献を通じて、プロジェクト成功の舞台裏をお届けします。

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「占い」を技術で支える|起業初期から続く技術支援【ソラリタ】

BASSDRUMが行ったこと「ソラリタ」は、日めくりソーシャル占いサービス。星の動きや月の満ち欠けなど、日々変化する運気を、西洋占星術と東洋占術の視点から読み解きます。  BASSDRUMは、テクニカルディレクターとして、サービスのフェーズに合わせて領域横断的に技術を提供。  それらを最適なタイミングで行うことで、ビジネスの成長に寄与しました。 ①アイデアを形にするための技術検証と実装 既存の占いサービスから一線を画すコンテンツを展開するため、まずはプロトタイプ実装を

組織のテクニカルな素地を育てる|マルチに対応するテクニカルディレクター常駐 【株式会社パズル】

BASSDRUMが行ったこと長期的にパズル社内にテクニカルディレクターを常駐させることで、社内に技術的な素地を育み続けています。その結果、内制力が上がり、提案力が強化されました。 ①テクニカルディレクターの常駐による技術視点からのサポート プロジェクトごとに外部エンジニアへフィジビリティチェックを依頼するという非効率的な状況を解決できました。 ②定期的な勉強会の実施、最新技術のインプット 常に最新技術について見聞きできる環境を用意することで、社内のデジタルリテラシーを

包括的な視点から施設の体験を実現|企画段階から並走するテクニカルディレクション 【OPEN HUB for Smart World】

BASSDRUMが行ったこと「OPEN HUB Park」開設の際に設置されたデジタルコンテンツは以下の4種です。 OPEN HUB Monoliths OPEN HUB Visualizer OPEN HUB Window OPEN HUB Robot Visitors これら4種のデジタルコンテンツに加え、顧客管理システムとコンテンツとの連携部分の設計をしました。 来館者の動きを考慮した情報設計にはじまり、ディスプレイやセンサー、システムの繋ぎ込みまで、あら

試しながら議論する|ワンチームで深める事業アイディア創出支援 【GEMINI Laboratory by TOPPAN INC.】

BASSDRUMが行ったことBASSDRUMが行ったのは、TOPPANと共同チームになることと、そのうえで、議論を重ねながらアイディア創出をし、コンセプトモデルを製作することです。 アイディアを形にする工程にはいくつもの条件が存在します。例えば、そのアイデアが技術的に実現可能であることや、顧客にとって体験価値があることなどです。良いアイディアはあらゆる制約のなかで育まれるとも言えます。そして、これらは卓上の議論だけではあぶりだせず「実際に試してみる」ことでしか進展しない

THE TECHNOLOGY NOTE

THE TECHNOLOGY REPORTは、テクノロジーの風向きへの感覚を言語化・体系化していくことで、手段先行に陥ったり、進むべき方向を見失わないようにするためのコンパスを作ろう!という思いを共有するBASSDRUMとDentsu Lab Tokyoのメンバーによりはじまったプロジェクトです。

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THE TECHNOLOGY REPORT Issue:03 "Creativity" 特別インタビュー:馬田隆明/東京大学 FoundX ディレクター

「技術」は、社会を変えてきました。 わたしたちが実現したい未来を描くとき、おそらく、そこにはあたらしい「技術」が共にあるはずです。その「技術」は、どのように進化を遂げているのでしょう。「技術」を社会に実装する際、視点はどこに置くべきか。ティンカリングの重要性やランダムの価値にも触れながら、数多くのスタートアップ支援に関わってこられた東京⼤学 FoundX ディレクター⾺⽥隆明氏にお話をお伺いしました。 技術による創造性/ティンカリングは有効か? ⼟屋:今回のTHE TEC

枯れた技術について検討する

テクノロジーの潮流を観測していると、つい最新の技術に目を奪われがちです。 しかし、最新の技術は十分な検証ができておらず安定性が今ひとつだったり、コストが高いといった問題があります。そのため、ある課題に対する解決策を考える時、そもそも最新技術をあえて採用せず、ずっと昔からある、いわば「枯れた」技術を使えば、安定性が高く、コストも削減することができることがあります。 このように、テクノロジーを利用して何かしらの課題を解決しようと臨む時、最新技術だけではなく、枯れた技術をニュー

スマートフォンから、なにできる?📱📡🤖

THE TECHNOLOGY NOTEの今回のお題「枯れた技術:ヴィンテージ・テクノロジー」に沿って記事を書いています。寝かせたからこそ使いごろになっているテクノロジーのメリットは大きくは次の3つでしょうか。 ・導入コストが低い:大量生産されているので安く利用することができる。 ・説明コストが低い:すでに普及しているので扱える人が多い。 ・費用対効果が高い:そうきたか!というびっくり感を作ることができる。 2020年を舞台に宇宙テロを描いた小説『オービタル・クラウド』(藤

ヴィンテージ・テクノロジーについて考える

日々変化していくテクノロジーの潮流を観測していると、ついつい最新の技術に目を奪われがちです。やっぱり、これまでできなかったことができるようになる、というのは楽しいですし。 ただ、それぞれの分野に専門の研究者の方がいることからも分かるように、最新を追いかけ続けるのは本当に大変です。進化が早すぎて数日間情報をチェックしなかっただけで状況がガラリと変わるようなことになってくると、肝心の「これで何をしようか」「どんな問題を解決しようか」ということを考える間もなく、キャッチアップする