マガジンのカバー画像

note.bassdrum

165
「つくる」ための知識と技術を持つテクニカルディレクターが中心に集まる組織、BASSDRUM(ベースドラム )です。検証や実験、読み物などを発信していきます。お仕事のお問い合わせは… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

BASSDRUM・AI業務説明マンガ④「若手エンジニア育成編」

お問い合わせは、 hello@bassdrum.orgまで! コンタクトフォームからもお問い合わせ頂けます。 ▼前回のAIマンガはこちら

試しながら議論する|ワンチームで深める事業アイディア創出支援 【GEMINI Laboratory by TOPPAN INC.】

BASSDRUMが行ったことBASSDRUMが行ったのは、TOPPANと共同チームになることと、そのうえで、議論を重ねながらアイディア創出をし、コンセプトモデルを製作することです。 アイディアを形にする工程にはいくつもの条件が存在します。例えば、そのアイデアが技術的に実現可能であることや、顧客にとって体験価値があることなどです。良いアイディアはあらゆる制約のなかで育まれるとも言えます。そして、これらは卓上の議論だけではあぶりだせず「実際に試してみる」ことでしか進展しない

BASSDRUM・AI業務説明マンガ③「新規事業のプロトタイプ編」

お問い合わせは、 hello@bassdrum.orgまで! コンタクトフォームからもお問い合わせ頂けます。

BASSDRUM・AI業務説明マンガ②「売上向上のためのDX施策編」

お問い合わせは、 hello@bassdrum.orgまで! コンタクトフォームからもお問い合わせ頂けます。

【e-skin MEVA】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第九回 インタビュー編

前回、前々回とXenoma(ゼノマ)社で体験させていただいたスーツを、精度、手軽さ等の視点からレビューしました! これまでの連載記事はモーキャプのレビューのみでしたが、今回はXenoma代表の網盛様に、Xenoma社の立ち上げからe-skin MEVAの開発に至るまでのお話をお伺いする機会をいただきました。 ぜひ最後までお読みください! e-skin MEVA開発に至るまで ーー e-skin MEVAは弊社がこれまで紹介してきたようなモーションキャプチャとはかなり毛色が

【e-skin MEVA】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第九回 スーツレビュー 後編

前編ではe-skin MEVAを総合的な観点からレビューしました。 後編ではより詳細に見ていきます。 それではどうぞ! ※本記事の情報は全て2024年1月現在のものです。 精度 ★★★★☆ 光学式のものと比較すると若干劣る部分はありますが、総合的に高精度であると言えるでしょう。 ノイズ的なブレも少なく、安定していて滑らかな印象を受けます。 その中でジャンプ後の接地時の足の埋まりなどは少し気になる点です。 今回検証した動きは以下となります。 バンザイ 腕組み

【e-skin MEVA】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第九回 スーツレビュー 前編

テクニカルディレクターの小松です。 BASSDRUMによるモーションキャプチャレビューシリーズは先日の第八回『【Plask】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた』をもって最終回を迎えました。 連載終了後、モーションキャプチャスーツをヘルスケア領域で展開されているXenoma社から「当社のモーションキャプチャ製品も是非体験してください」とお声掛け頂き、実際にラボへお伺いしてスーツの体験と代表の網盛様へインタビューをしてきました! 毎度お馴

BASSDRUM・AI業務説明マンガ①「大規模施設のデジタル施策編」

お問い合わせは、 hello@bassdrum.orgまで! コンタクトフォームからもお問い合わせ頂けます。

「すべての人にビューティの素晴らしさを伝えたい」 | MRメイクシミュレーター「COLOR MACHINE」開発ストーリー 【株式会社コーセー】

こんにちは!テクニカルディレクターが集まり、テクニカルディレクションを提供するベースドラムのテックプロマネ、鳴海です。 私は趣味として美容がとてもとてもすごく好きです。 美容業界では最新のテクノロジーが様々なかたちでサービス・プロダクト化されています。そんな日々成長する美容テックについて発信したい!と思い、noteに向かって筆を取りました。 今回は株式会社コーセーに取材協力をいただき、MRメイクシミュレーションコンテンツ「COLOR MACHINE」を実際に体験させていただい

世界が注目!ラスベガスの球体型アリーナ「Sphere」現地レポート #2 【U2ライブ演出 編】

先日、私たちBASSDRUMのテクニカルディレクターであり、ビジュアルアーティストでもある中田 拓馬が、世界中で話題となっているラスベガスの球体型アリーナ「Sphere」(スフィア)をいち早く見学してきました。本日はそのレポートの第2弾として、コンサートホール内部の様子とU2によるこけら落とし公演「U2:UV Achtung Baby Live At Sphere」の演出の一部をご紹介します。 注意:こちらのレポートはライブのネタバレを含みます。 現地レポート#1【構造・

世界が注目!ラスベガスの球体型アリーナ「Sphere」現地レポート #1 【構造・アトリウム・外壁映像 編】

先日、私たちBASSDRUMのテクニカルディレクターであり、ビジュアルアーティストでもある中田 拓馬が、世界中で話題となっているラスベガスの球体型アリーナ「Sphere」(スフィア)をいち早く見学してきました。本日はそのレポートをご紹介します。 Hello! SphereLAで開催されたAdobe Maxの視察を終えた後、同僚の「LAにいるなら見に行ってきたら?」の声に背中を押され、急遽ラスベガスに向かったのが10月某日。事前リサーチもないまま、午後2時過ぎに着陸した飛行機

【Plask】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第八回 後編

こんにちは、BASSDRUMアソシエイトテクニカルディレクターの張です。 前編ではPlaskを総合的な観点からレビューしました。 後編ではより詳細に見ていきます! それではどうぞ! ※本記事の情報は全て2023年10月現在のものです。 (Move.aiの検証動画と同じ動画素材を利用しました。) (検証日:2023年10月6日) 総合評価精度 ★★☆☆☆ 検証環境: ・PC(NVIDIIA GeForce RTX3070Ti Laptop) 今回検証した動きは以下と

【Plask】モーションキャプチャーをテクニカルディレクターが一気にレビューしてみた:第八回 前編

BASSDRUMアソシエイトテクニカルディレクターの張です。 BASSDRUMによるモーションキャプチャレビューの最終回、第八回には、AIのブームに乗って、話題となったビデオ分析系モーションキャプチャーソフトウェア、Plaskをレビューします! Plaskは2020年からサービス提供が開始され、アニメーション、ゲーム、映画、広告、教育など、さまざまな業界で注目されています。 Plaskを、以下の項目をベースにテクニカルディレクターの視点でレビューしていきます! それでは

AnkerMake M5でABSを強く美しく出力させようと頑張ったら成功したけど危なかった

以前にAnkerMakeでABSも出力できた話をしましたが、積層間の強度に課題がありました。ちょっと力を加えただけでポテチのような手応えでクリスピーに剥がれます。 今回はこれを改善して、ABSをなんとかして使えるように頑張ってみます。 考えられる原因積層間の熱溶解による接合が十分でないことが原因として考えられます。冷却FANを停止してしまえば十分に接合するのですが、柔らかい状態の上に積層してしまい形状がドロドロ状に崩れてしまいます。 そこで、強度と形状を両立する適度な冷却