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BD SHARE #1:デバイス検証からスポーツ共創まで

テクニカルディレクター・コレクティブのBASSDRUM(以下、BD)が今年からスタートした「BD RESEARCH」の先日のレポートに続いて、今回は先日開催された情報共有会「BD SHARE」の一部をお届けします。

テクノロジーに関する新たな領域を研究する会「BD RESEARCH」に対し、プロジェクトから得た経験、視察や検証などの情報を仲間たちと共有する「BD SHARE」。第1回目となる今回は14名のテクニカルディレクターが参加しました。

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一人目は、世界最大の電子機器見本市「CES 2020」の視察ツアーから戻って間もないBD公文。ラスベガスからの生配信「BD LIVE vol.8」でも取り上げたARグラスを改めて紹介しました。(こちらでもリストが公開されています)今回のCESで、これまでのプロトタイプ的なものから一気に実用性が高まったARグラスは、今後様々なプロジェクトに取り入れられていきそうです。

続くBD長洞は、最新MRデバイス「Magic Leap 1」の検証動画を披露。大企業からの巨額の資金調達でも注目される米スタートアップMagic Leap社が発売するこちらのデバイスは、人混みでもそれなりに空間を認識できることが検証から判明したそうです。(下記は公式サイトです)

映像系テックディレクターのSystem RASA/BD所属の高嶋は、最近担当した某歌番組やスポーツイベント案件のプロジェクションマッピングについてを紹介。3Dシミュレーションからプロジェクターキャリブレーション、本番の映像送出までワンストップで行えるツールなど、貴重な情報を共有しました。そのひとつがこちら。

広告・アート分野で活動するクリエイティブ集団「Konel」のメンバーで、知財ハンターでもある荻野 靖洋さんから共有いただいたのは、昨年の12月に公開になったばかりのサイト「知財図鑑」。これまでデータベース化されていなかった知財情報をまとめ、活用の可能性を分かりやすく解説したというサイトと、お勧め知財をご紹介していただきました。下記ページに詳しい内容が書かれていますので、ぜひご覧ください。

サイトはこちら。

BD所属のマニュファクチュア泉田からは、プライベートで参加した「未来の渋谷の運動会」に、後日エンジニアとして誘われ、デバイスを開発した話が共有されました。eスポーツプロデューサーの犬飼 博士さんが提唱して始まったこちらのプロジェクトは、新しい競技を創り、地域を盛り上げることが目的。テクノロジーはこういった活動にもますます活かされていくのかもしれません。

スポーツ共創におけるITエンジニアの役割や開発について、泉田がインタビューを受けています。こちらもぜひご覧ください。

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今回ご紹介できるものは残念ながらここまでですが、この日は他にも幾つもの貴重な情報が共有され、会は約3時間にも及びました。

「BD SHARE」は、今後も月1 ペースで開催していく予定です。

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BASSDRUM(ベースドラム)は、テクニカルディレクターの活躍によって世の中により良いプロジェクトを増やし、世の中そのものを良くしていくことを目指しています。


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