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コンサルティングイベント「フィージビリティ」レポート

テクニカルディレクターが中心に集まる「BASSDRUM(ベースドラム )」(以下、BD)では、今回初めて「フィージビリティ(実現可能性)」と題したコンサルティングイベントを開催しました。このイベントは、ゲストの皆さんに持ち寄って頂いた様々なアイデアに対して、我々BDのテクニカルディレクターたちがコンセプトや狙いを読み取り、その実現可能性を探っていく、というものです。

普段は有料で提供している業務ではあるのですが、今回、イベントという形で多くの方にご覧頂くことで、コメント欄をはじめ楽しく盛り上がることができました。

本日はお馴染みの中尾仁士さんのグラフィックレコーディングと共に、先日開催されたこちらのイベントを振り返ってみようと思います。

イベント概要

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1組目ゲスト: 佐藤ねじさん (ブルーパドル)

【プロフィール】
小さくてもいいから新しい発見「0→0.1」を多く見つけていくことを目標に「ブルーパドル」を設立。不思議な宿/アナログデジタルボドゲ/CODE COFFEE/変なWEBメディアなど、デジタルとアナログを混ぜた企画が得意。小1起業家、5歳児が値段を決める美術館、Kocriなど、こども関連の企画も多い。著書に『超ノート術』(日経BP社)。
https://blue-puddle.com/

“アイデアの王様”として広告業界でも知られる、プランナー/クリエイティブディレクターの佐藤ねじさん。昨年の"泣き止まない赤ちゃんに母親の等身大パネルを見せる実験"は、国内のSNSや情報番組を賑わせただけでなく、アジアをはじめ、欧米や中東でも大きな話題となりました。

そんなねじさんからご相談いただいたアイデアは、音声認識風にやまびこが返ってくる「ヤッホー検索」と、酔っ払っている時の言動や仕草をロボットが記録し再現する「飲み会のコピペ」。

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ヤッホー検索」では、TD陣から「近場ではなく、対岸の山から答えが返ってきて欲しいですか?」「求める体験とリアルやまびことが混ざるのは問題ないですか?」「常設をイメージしていますか?」などの質問がありました。また、「飲み会のコピペ」では「取り込む動きは上半身だけで良いですか?」「どのようなシチュエーションで見るものですか?」「ロボットで再現させる意図は?」といった質問の回答を踏まえ、どのような技術で実現可能かが議論されました。

2組目ゲスト: 最所あさみさん

【プロフィール】
大手百貨店入社後、ベンチャー企業を経て2017年独立。ニューリテールにまつわるコンサルティングや執筆、コミュニティマネジメント、イベントプロデュースを行う。また、note有料マガジンを通して独自の考察や海外事例の紹介、小売や店舗を軸にしたコミュニティ運営を行う。
2019年7月よりnoteプロデューサーに就任。ブランドや店舗オーナーがnoteを通して発信し、顧客とコミュニケーションをとる活動全般を支援する。
https://note.com/qzqrnl

noteでもお馴染みの最所あさみさんから頂いた最初のアイデアは、多くの人が感じたことのある小売における課題のソリューション「コンビニを活用した共同購入システム」。そして二つ目は、最所さんの趣味が"プロ野球の観戦"ということで、解説者が解説したい試合を選択して解説できる「スポーツ解説配信プラットフォーム」。

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コンビニを活用した共同購入システム」では、コンビニのキャパオーバーや物流への載せ方といった懸念点が挙げられた後、「キャッシュレス決済端末的なものを開発し、システムとセットで営業する」「分割できるダンボールを作り、ひとつの荷物として運ぶ」といった実現方法が提案されました。

スポーツ解説配信プラットフォーム」では、「ライブ配信を希望していますか?」「編集された試合の動画配信も想定していますか?」などの質問があった後、清水が開発しアメリカで展開された類似サービス「MICD」などが紹介されました。

3組目ゲスト: 川村真司さん(Whatever)

【プロフィール】
Whateverのチーフクリエイティブオフィサー。東北新社と共同出資して設立した、WTFCのCCOも兼任。Whatever合流前はクリエイティブ・ラボPARTYの共同創設者/エグゼクティブ・クリエイティブディレクターと同時にPARTY NYのCEOを兼任し全てのグローバルビジネスを担当。数々のブランドのグローバルキャンペーンを始め、プロダクト、テレビ番組開発、ミュージックビデオの演出など活動は多岐に渡る。カンヌ広告祭をはじめ数々の賞を受賞し、アメリカの雑誌Creativityの「世界のクリエイター50人」やFast Company「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」、AERA「日本を突破する100人」などに選出されている。
https://whatever.co

最後のゲストは、BD清水幹太とニューヨークでPARTY NYを設立した川村真司さん。清水と川村さんの関係については、こちらをどうぞ。

クリエイティブディレクターとして世界で活躍する川村さんからは、合法/非合法スレスレのタギング「Tiny Tags」と、涙でつくる噴水「Fountain of Tears」のご相談がありました。

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Tiny Tags」では、「僕は逮捕されるのか?」というもはや技術とは何の関係もない川村さんの質問に、視聴者の方から回答が寄せられる場面も。「Fountain of Tears」では、「こういうことにも対応しなければならない局面はある」として、涙の成分を調べるTD陣の様子が非常に印象的でした。

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最後に、こちらのイベントのフル動画は、YouTubeのBASSDRUMチャンネルにてご覧いただけます。お時間がありましたら、ぜひご覧になってみてください。


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BASSDRUMは、テクニカルディレクターを中心に集めた職能コミュニティ、そしてその中核にある会社組織です。さまざまなものづくりに関するプロジェクトにおいて、コアメンバーとして参画し、技術的な側面から寄与していく「テクニカルディレクター・コレクティブ」です。

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