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高精度リアルタイム屋内位置測位システム 「Quuppa」 導入しました

1月中旬頃でしょうか、BASSDRUMオフィスのギャラリースペース(5m x 2m くらいのスペース)に Bluetooth ベースの屋内位置測位システム「Quuppa」を導入したので紹介します。 

◎ Quuppa とは?

Quuppa とは BLEタグ から発せられる電波を、Locator と言われる受信機がキャッチし、電波の入射角を基に タグの位置つまりはユーザーの位置を推定するシステムである。この位置推定の方法を 

AoA  = Angle of Arrival  方式

と言う。(AoA方式:Angle of Arrival の略称。電波の入射角を基に位置を推定する方式のこと。)この方式の強みは、電波干渉を受けにくいところにあるとのこと。以下、Quuppaのサイト依り引用。

◎ Angle of Arrival
The unique insight behind Quuppa system is combining Bluetooth® wireless technology with Angle-of-Arrival signal processing method, which enables the superior positioning accuracy compared to solutions that are based on Received Signal Strength Indication (RSSI).

屋内測位をする上での 機材の基本構成は、大きく
① BLE Tag 
② Locator(受信機)
③ 位置演算エンジン (PC)

で構成されている。(細かい話をすると、その他 データ解析を補助するソフトウェアも付属されている)

◎ Quuppa の特徴

世の中には、屋内測位システムが沢山あるなか、Quuppa にどんな特徴や優位性があるのかについて本家サイトにて記述がある。

位置測位する方法に、Quuppaで採用されている AoA方式 とは別に様々な方式が存在しており、代表的な手法に下記が挙げられる。
RSSI 
ToF
TDoA
そして、それぞれの特徴について比較したのが、下記表になる。

屋内測位技術については、別の記事にてより詳細を掘り下げたいと思う。

◎ Quuppa の仕様

具体的な話になるが、ソフトウェアの契約プランにグレードがあり、「Basic」「PRO」「PRO+」「ULTRA」がある。大きなところでの違いは、位置情報の更新頻度のところにある。更新頻度の具体的な数値については、契約すると資料が提供される。「ULTRA」が一番レイテンシなく位置情報を取得できるものとなっている。移動体の動く速さ もしくは、コンテンツに応じてこのライセンスを使い分けるイメージである。

また、Quuppa のソフトウェア内には UDP等経由で位置情報をサードパーティのソフトウェアへ渡す仕組みが組み込まれているため、オリジナルのコンテンツへ位置情報の受け渡しがやりやすいものとなっている。

◎ Quuppa のケーススタディ

「ULTRA」のケーススタディとして以下が挙げられている。アイスホッケーの選手それぞれが BLE Tag を装着しており、選手の動きがデータ化されている。昨今、スポーツの世界でも様々なものがデータ化され、観戦側も選手側も楽しみ方が高度なものになってきている。

その他のケーススタディについては、Quuppa のサイトにまとめられているので参照してください。(大型ショッピングモールでの顧客の行動データ蓄積/工場での作業員の安全のための行動監視等..)

◎ 屋内測位についてリサーチされている方へ

Quuppa もそこそこ大掛かりなシステムなので、システムを完全に把握できないままの導入は抵抗があるかと思います。「実際に触ってみたい」や、「実際のところどうなの?」という疑問がある方は気軽にお声がけください。簡単なQuuppaの体験や相談にのれるかと思います。

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monmonq / BASSDRUM

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