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BASSDRUMの2019年

皆様、少し早いですが、本年も大変お世話になりました。

と言いつつ、BASSDRUMは運営の軸となる会社法人ができたのが2018年の2月。テクニカルディレクターのコミュニティとして本格稼働をし始めたのは2018年の秋以降なので、もはや1年目にちょっと毛が生えたくらいの状態で、こういった形で1年を通して、振り返るみたいなことは今年が初めてです。そういう意味ではまだ初々しいところも残るBASSDRUMですが、BASSDRUMの2019年を月ごとに振り返りつつ、年末のご挨拶に代えさせて頂ければと存じます。

1月

コアなメンバーや周辺の有志で、ラスベガスで行われた電気製品を中心とする展示会である、CES2019に参加しました。

テクニカルディレクターにとって、好奇心は一番重要な素養です。スピードの速いテクノロジーの世界、2019年も後半になると、既に当時のCESとは違う景色も見えてきていますが、ここで得た知見は今年の多くのプロジェクトに活かされることになりました。

参加者の中からカジノで大勝ちしたメンバーが出たため、それを資金にして有志でグランドキャニオン上空をヘリコプターで飛んだのも良い思い出です。公文さんによるカジノについてのテクニカルな考察はこちら。

そして、CESからのレポートを皮切りにnote.bassdrumの運用を開始しました。開始以来ぼちぼちというところで継続的に記事発信を行っていますが、この場所では、本来、BASSDRUMコミュニティに関わるいろいろな人の知見やレポートをもっともっと発信していきたいと思っています。来年はテクニカルディレクションという仕事の内容を言語化するシリーズや、参加メンバーの紹介など、より活発に発信していきたいと考えています。

2月

2018年の9月から、コミュニティ内部向けの知識・経験共有会として開催していたBASSDRUM総会を、一般公開の形で、より多くの方々を集めて開催してみようということで立案された「BASSDRUM 公開総会」を開催しました。
司会をつとめて頂いた中村寛子さんによるレポートは下記から。ここでもいろいろな方々と出会うことができました。

2018年からプロトタイプと総合テクニカルディレクションで携わってきたアプリの公開もあり、進行中のものも併せてこの頃には徐々にBASSDRUMの仕事のスタイルも様になってきたかと思います。

メンバーの泉田さんをYouTuber化する計画がこの頃実行に移されましたが、多忙と編集コストがかかる、という理由で未だに第2回が発信されていません。

3月

BASSDRUMの3月は、淡々と仕事をし、夏に向けての仕込みを進めていました。そんな中で、このへんで紹介されているような一見地味だけどすごい仕事たちに取り組んでいたのもこの時期です。もちろん現在進行系でこういうタイプのお仕事には携わらせていただいているのですが、ある種、BASSDRUMとして最も大事にしている類のお仕事ではあります。今後とも、様々な技術を連動させながら、こういったことをしっかり担当できるコミュニティで有りたいと思います。

ニューヨーク在住のメンバーである清水が同じくニューヨークで活躍するブレア・ニール氏の「Advice for Creative Technologists」を翻訳して公開しました。非常にためになる文献です。

4月

4月の初頭には、BASSDRUM総会を海外でやってみよう! という試みで、「台湾総会」を行いました。台湾のテクノロジストと交流を深め、知識と経験を共有する、という試みは、少人数ながらも大成功し、今後、世界でBASSDRUMをコミュニティとして文化にしていく上で大きな手応えを得ることができました。清水による趣旨説明記事が上がっていますが、そういえばレポートを誰も書いていなかった・・・。

5月

YouTubeに映像を配信する工数がかかりすぎるのもあって、ライブ配信の形式で発信をする試み「BASSDRUM LIVE」がこの月に開始しました。それ以来、毎月、月一で放送していますが、2020年はフォーマットをもっとカジュアルにしつつ、頻度を上げて発信していきたいと考えています。ので、是非チャンネル登録をお願いいたします。

その他、随時導入している機材のデモなども、今後はもっと頻繁に発信していく・・・・はずです。

あとは、BASSDRUM総会に参加して頂いたKonelの出村さんから、とても素晴らしい提言を言語化して頂き、「フィージビリティは有料であるべき!」というとても大事な考え方を問いかけて頂いたのもこの時期でした。こういった形で反応が広がって、やがて文化となるのだなと思うと胸が熱いです。

6月

それを受けて、BASSDRUMでも外部CTOという形での企業やプロジェクトへの関わり方を対談形式で提案させて頂いたりして、実際ありがたいことに、そういった形で関わらせて頂けるお仕事も増えています。半年経つと結構違う景色が見えてしまう私たちの周辺の業界ではありますが、こういったお仕事のあり方はいつしか共通認識として浸透してきているような気がしていて、実際速いなあと思います。

BASSDRUMと博報堂HMSCとで、企業間相互ワークショップ=「教え合いイベント」である「B2H」を行ったのもこの時期。広告エージェンシーとテクニカルディレクター団体という垣根を超えて、一生懸命知見と体験を共有することで、すっかり仲良くなることができました。この文化を、テクニカルディレクター以外の方々にも拡げていく手応えを得たのもこのへんです。

7月

だんだんBASSDRUMとしての仕事の仕方や、方向性、言いたいことも変わってきたので急いでウェブサイトを改定したのが7月初頭。ニューヨークの美術館の常設展示やイベント用のインタラクティブインスタレーションなど、世の中に出るプロジェクトが多かった月でした。

このあたりのプロジェクトをやっていくうちに使いこなせるようになった機材や技術も多く、テクニカルディレクターはプロジェクト・現場で育つということを再認識しました。中でも、空間内位置トラッキングシステムのQuuppaは、こういった形でオフィスで体験できるようにしたことで多くの出会いを生んでくれました。

8月

暑くてそんなに記憶がないのか、淡々と仕事をしていたイメージしかない8月ですが、BASSDRUMがピラミッドフィルムクアドラさんのプロトタイプチームのアドバイザリーとして、社内R&Dに参加させて頂いた「Film Lamp」が公開されました。これに限らず、クアドラさんチームとはプロトタイプカレンダーなど、いろいろな取組をさせて頂いていますが、クリエイティブとテクノロジーの両方を連動させることができるテクニカルディレクターとして、こういった「技術の見せ方」の部分でお役に立てたのはとても大きな経験でした。

9月

「コミュニティを広げる」「テクニカルディレクターの価値を広げる」がミッションの1つであるがゆえに、私たちは常に、「BASSDRUMは半分PR会社だ」ということを念頭に入れながら動いてきました。と同時に、この頃にはコミュニティが想像以上に大きなものとなり、嬉しいことに様々な領域で活躍するテクニカルディレクターの皆さんと気軽につながることができる状況が生まれつつありました。

そんなコミュニティ運営と、職能としてのテクニカルディレクターのPRを行って頂く趣旨で、コミュニティ・マネージャーの磯崎さんが加入したのが9月です。実際このへんの運用が革命的に良くなりました。

さっそく非公開総会の様子がレポートされたり。

10月

初頭に第2回公開総会。盛況のうちに2回目を終えることができました。

グラフィックレコーディングも公開されています。

その間にもいろいろなプロジェクトがリリースされたりしています。様々なチャレンジをさせて頂いています。

11月

プロジェクトローンチが続き、CTO業務やスタートアップ支援など、多種多様なお仕事を進めさせて頂く中で、台湾クリエイティブウィークでのコミュニティでの登壇、デジタルクリエイティブのためのイベント「dotFes」の「クリエイティブ大喜利」でのBASSDRUMメンバー長洞さんの優勝など、この月もいろいろな場所でいろいろな方々に出会うことができました。

そして、この頃にはBASSDRUMオフィスが乃木坂に移転しています。乃木坂駅から徒歩1分。天井の高いファブリケーションスペースと併設です。本格始動から1年ちょっと。徐々に、BASSDRUMが思い描いていたものが形になっていっています。

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12月

長く開発していた新サービスのローンチなどもありつつ、

この1年仕込んできたいろいろな活動の芽がどんどん出ていこうとしています。テクニカルディレクターの価値・実力の向上、より質の高い技術実装コンサルタントの提供、グローバルでのコミュニティ展開、まだテクニカルディレクションの価値を届けられていない領域へのリーチ、より役に立つ発信等々、相変わらずやるべきことだらけではありますが、2020年も、より良い未来へ楽しんで歩んでいくことができればと考えています。

本年は大変お世話になりました。来年もどうか、BASSDRUMとそこに関わる方々をよろしくお願い致します。
そして、まだ出会っていない、来年出会うことができるであろう方々とも、何かを起こすことができるのが今から楽しみです。

Happy Holidays!

BASSDRUM

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BASSDRUMは、テクニカルディレクターを中心に集めた職能コミュニティ、そしてその中核にある会社組織です。さまざまなものづくりに関するプロジェクトにおいて、コアメンバーとして参画し、技術的な側面から寄与していく「テクニカルディレクター・コレクティブ」です。

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