見出し画像

第一回BASSDRUM公開総会 レポート

テクニカルディレクターが集まるコミュニティ内の知識・体験共有のために、「BASSDRUM総会」と銘打って参加者の最新のプロジェクト紹介、最近向き合っている技術の紹介、過去のプロジェクトでやってきたことのプレゼンテーションを行う場としてクローズドに開催してきましたが、もっと多くのテクニカルディレクター・エンジニアの役にたつものではないかという思いから今回、初めて公開総会を開催しました。
(過去のBASSDRUM総会の様子はこちらから)

そんな専門的な場ですが、これからは一般の方も含む多くの人たちともつながりを持ちたいね。ということでノンテッキーな私がMCを務めた公開総会の様子を今回お届けします。

今回は5名のテクニカルディレクターのプレデンテーション+懇親会・ライトニングトークといプログラム構成。

<総会プログラム>
■Drone Racing  By Saqoosha(BASSDRUM / Whatever)
■工場との出会い方  By 石渡昌太(機楽株式会社 / BASSDRUM)
■BASSDRUM が見た CES2019  By 公文悠人(BASSDRUM)
■カイブツの現場から  By 金澤洋一(カイブツ)
■娘の誕生日プレゼント作ってみた By 松山真也(siro / BASSDRUM)

それぞれのプレゼンテーションを紹介しようと思ったのですが、今回中尾 仁士さんにグラフィックレコーディングしていただいた絵がとても素敵だったので基本的内容はグラレコを見ていただきつつ私が気になったポイントを。

2016年にドローン免許を取得し、たった2年でJDL2位の位置にいるSaqooshaさん
ドローンを別のテクノロジーと掛け合わせることで新しいドローン可能性をいつか見せてくれるんだろうな・・っと思いつつ、高めたドローンレーシングの技術が本職のワークスに活かす機会はまだ無いそう・・

実際に会場でもドローンを飛ばしてくれた。彼のドローン愛はブログをチェックするとよく分かる。

RAPIROを始めとする多くのハードウエアを手がける石渡さんは良い工場との出会い方は婚活と同じだと言う。”いい物件”はすでに売却済みであるという前提で素敵な人=工場を探すことが大事であり、また依頼方法(発注方法)についての下調べをすることが大事!石渡さん自身、町工場飲み会に参加してリアルに交流することも。

ハードウェアを作るときはもちろんフィナンシャルプランも重要ポイントのひとつで最初に損益分岐点を予想&把握することが大事。

公文さんからはCES2019の話かと思ったらラスベガスで体験したカジノで統計的手法で勝つ法則について。大数の法則を用いて検証して、勝つためのポイントを発表。カジノ未経験者ですが今度機会があれば数字に強い方と一緒にトライしてみたい!

最近では40%がイベントのお仕事というカイブツの金澤さんは基本はプロデューサー、時にテクニカルディレクターとしてチームをまとめる役目。モノづくりから始まった会社でもあるので体験型コンテンツの視点が独特で興味深い。


造形作家、倉田光吾郎さんとカイブツ社の新会社「なんでもつくるよ」の活動も楽しみ。

エンジニア / デザイナー / プランナー / ディレクター / アーティストというマルチプレイヤーな松山さんはお子様へのオリジナル手作り誕生日プレゼントもすごすぎる。直近の7歳のお誕生日には木で出来たIoTカメラ。お散歩&撮影に行って帰ってきたあとに自動にGoogle photoにアップロードされるなどの機能をつける予定だとか。

それぞれのオリジナルプレゼントにはコンセプトがあり娘さんへの想いももちろんだが松山さんが試してみたかったテクノロジーもたくさん試作されているのがさすがだなと。

全プレゼンテーションが終わったあとの懇親会・ライトニングトークの時間には参加者のみなさんによる飛び込みプレゼンをしていただけたらいいな〜と思ってましたが、多くの方に実際にその場でお話していただき、テクニカル系の方々はディスカッションに前のめりなんだなと改めて実感。そして、専門的内容は難しいかもしれないがいつかLTで私も飛び込みできるように頑張りたい。

今回のBASSDRUM公開総会はテクニカルディレクター・エンジニア・プログラマーの皆さんだけでなく、他業種の皆さんにも多く参加いただき本当にありがとうございました!
そして、スペースを提供頂いたピースオブケイクさん、オフィシャルフードからし蓮根を提供してくだいさいましたふくとくさん、ご協力いただいまして本当にありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?