見出し画像

これまでにない照明を考える / CES2019

今回のCESでは Philips Hue に代表されるような、いわゆるスマート電球をたくさん見ることができた。

基本的にこれらは既存の照明の規格に則り、電球やシーリングライトをリプレイスしていくためのものであるが、今回展示されていたそれ以外の使いみちを持った面白い照明が展示されいていた。

PENGUINS INNOVATE の white rabbit は、スマート電球の機能である色の変更やコントロールはもちろんのこと、カメラや音声認識用のマイクまで搭載している。
形状は球体だがサイズとしては30cm前後。ここまでは普通のスマート電球などでも見かける形ではあるが、独特なのはその設置方法で、壁に一本の棒を這わせて、その棒に沿ってこの球体は移動していくのである。

これによって何が起こるかというと、ユーザーが家の中を移動するとライトがついてきて、それぞれの場所に最適なライティングをしてくれるのである。リビングでは黄色いリラックスできるような光。PCの前では集中できるように白い光。といったように一度設定しておけば好みの生活が行えるのである。家の中で太陽のように振る舞わせることもできるだろうし、夜はミラーボールみたいな使い方もできる。

声でのコントロールも可能だし、ジェスチャーでのコントロールが可能というところもすばらしい。これは、スタジオ用の撮影機材としても使えそうなところとつながっていて、あたかもカメラマンがアシスタントに声で指示をするように照明をコントロールできるのである。

残念ながら私が行ったときは、動いてなかったので動画が取れず、詳しくは下記のサイトの動画を見ていただいたほうがわかりやすい。

PENGUINS INNOVATE

LEDコントロールカメラをつかったジェスチャー解析人間のトラッキング音声認識モーターコントロールと単体で見ると、現存する技術の組み合わせではあるが、プロダクトのコンセプトと組み合わせの方向性が合致していることで、既存のものの模倣ではない新たなスタンダードを模索していく素晴らしいプロダクトである。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
5

こちらでもピックアップされています

note.bassdrum
note.bassdrum
  • 87本

BASSDRUMが発信する検証や実験、読み物などを発信していきます。お仕事のお問い合わせは、 hello@bassdrum.org まで。 https://twitter.com/bassdrum_org

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。