コンサルティングイベント「フィージビリティ #3」レポート
今年2月の第2回に続き、7ヶ月振りに開催されたBASSDRUM技術実装コンサルティングイベント「フィージビリティ #3」。各界で活躍するゲストの皆さんに持ち寄っていただいた様々なアイデアに対して、国内屈指のテクニカルディレクター陣がそのコンセプトや狙いを読み取り、実現可能性を探っていくエンタメ系テック番組です。
今回もお馴染み中尾仁士さんのグラフィックレコーディングと共に、イベントの様子を振り返ってみたいと思います。
1組目ゲスト: 牧野 友香子さん (株式会社デフサポ代表取締役)
【プロフィール】
生まれつき重度の聴覚障害をもち、読唇術で相手の言うことを理解する。幼稚園から高校まで地域の学校で過ごし、神戸大学から一般採用でソニー株式会社に入社。人事で7年間勤務。主に労務を担当し、並行してダイバーシティの新卒採用にも携わる。 第1子が50万人に1人の難病児だったことをきっかけに、療育や将来の選択肢の少なさを改めて実感し、2018年3月にソニーを退職。聴覚障害児の支援をする「デフサポ」を立ち上げる。デフサポでは聴覚障害児の親への情報提供、ことばの教育、就労支援、聴覚障害の周知を中心に活動。
7万人以上のフォロワーを持つYoutubeの「デフサポちゃんねる」でも知られる牧野さん。
牧野さんからのお題は、「耳が聞こえなくても英語を話せるようになりたい!」。
2組目ゲスト: 中村 寛子さん(fermata Co-founder / CCO)
【プロフィール】
Edinburgh Napier University(英)卒。グローバルデジタルマーケティングカンファレンスを主催しているdmg::events Japanにて、6年間主にコンテンツプログラムの責任者として従事。2018年から女性エンパワメントを軸にジェンダー、年齢、働き方、健康の問題などまわりにある見えない障壁に問いをたてるビジネスカンファレンス「MASHING UP」を企画プロデュース。2019年にAminaとともにfermata株式会社を創業し、主に法人営業を担当している。
二組目のゲストは、女性のウェルネス向上に取り組むフェムテック企業「fermata(フェルマータ)」の中村 寛子さん。
中村さんからのお題は話題の生理用品「月経カップ」について、「自分の膣のサイズを正確に知り、自分に合う月経カップ、またはカスタマイズ月経カップをつくれるか?」。
3組目ゲスト:松本 紹圭さん(現代仏教僧)
【プロフィール】
1979年北海道生まれ。現代仏教僧(Contemporary Buddhist)。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader、Global Future Council Member。武蔵野大学客員准教授。東京大学文学部哲学科卒。2010年、ロータリー財団国際親善奨学生としてインド商科大学院(ISB)でMBA取得。2012年、住職向けのお寺経営塾「未来の住職塾」を開講し、以来9年間で700名以上の宗派や地域を超えた宗教者の卒業生を輩出。著書、『お坊さんが教えるこころが整う掃除の本』(ディスカバートゥエンティワン社、世界17ヶ国語以上で翻訳出版)他。「松本紹圭の方丈庵」noteマガジン発行。「Temple Morning Radio」ポッドキャストは平日毎朝6時に配信中。初の邦訳書『グッド・アンセスター 私たちは「よき祖先」になれるか』(あすなろ書房)が2021年9月発売。
最後のゲストは、仏教界に新風を吹き込む現代仏教僧の松本 紹圭さん。
松本さんからのお題は、「血縁ベースだけではない先祖との繋がりを拡張したい」。
今回もゲストの皆さんから様々なお題をいただき、私たちテクニカルディレクターにとっても学びの多い機会となりました。
イベントのフル動画は、YouTubeのBASSDRUMチャンネルにて公開中です。ぜひこちらもご覧ください。
次回は、来年春頃に開催の予定です。お楽しみに!
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